●やはり原子炉のどこかに欠損があったようです。
チェルノブイリ原子力発電所は、原子炉の破損事故により事故当時以来半系30キロは近づけないありさまになっています。今後どうなるかは未知ですが、最悪の事態を想定して、外国のいうように半径80キロ以内から避けられるようであれば避けた方がいいかもしれません。政府の方の対策もIAEA(国際原子力機構)の勧告のように、今は何ともなくても、これまでの経緯から深刻な事態も発覚しているため、その都度おこってからの移動は大変なので、今から東京電力圏外に移動させた方がより安全であとからの対策もやりやすくなることと思います。
高濃度汚染水、海に流出確認=取水口付近にひび割れ−福島第1原発
福島第1原発の事故で、東京電力は2日、タービン建屋地下などで高濃度の放射能に汚染された水が見つかった2号機で同日午前、取水口付近の「ピット」と呼ばれるコンクリート製立て坑にひび割れが見つかり、たまった水が海に流出しているのを確認したと発表した。この水からは毎時1000ミリシーベルトを超える放射線量が検出された。
東電によると、ピットは電源ケーブルを収める立て坑で、側面に約20センチのひび割れがあった。
このピットは高濃度の放射能が検出された2号機タービン建屋から海側に延びる地下配管トンネルとつながっている可能性があるという。
東電は同日中に、コンクリートをピットに注入して埋め、汚染水の流出を止める方針。また付近の海水を採取して放射能濃度などを調べる。(2011/04/02-15:35)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011040200234
(2011/4/2/時事通信)