現実に日本でもこの評価に疑問をもっているようですが、恐らく今後の推移を予見するとこの7のレベルとなるのかもしれません。
実際7がついているチェルノブイリ原子力発電所(旧 ソ連時代)は、日本と違い、原発の中身が運転中に出てしまった。拡散して今でも30kmは居住もできないような状況となっています。それに比べて日本は現在のところ拡散も小さいし、事故の発生原因も電気系統の津波による故障からくるものなので、レベル7はどうかという事になっています。
しかし、耐震を意識した原子炉をつくっても、肝心の電気系統が駄目になったことによる影響は原子炉の破壊とあまり変わりが無いことをいっているのかもしれません。
それに評価の悪さのもう一つは日本政府・東京電力の対応を指摘しています。結局のところ、政治が自民党と民主党がいがみ合っているこの結果がここにでているものだと感じています。
先般、4月10日に行われた統一地方選挙で民主党が全国から第一党が消え、自民党の勝利と言える形となりました。そうなると自民党の谷垣総裁もより一層の民主党に反撃態勢を向けるようになる予想となりました。
この解決の最も早い手段はやはり政治がもっと己の利益を捨て、国民の利益を第一に考えるのが先決です。民主自由民主党の成立が一層とおくなりましたが、本当に解決する気があるのなら連立すべきです。
こちらがつづきです。