2011年03月31日

出光/八戸油槽所が入出荷を再開、義援金5億円寄贈

●石油元売り大手の出光興産が八戸油槽所を再開したとの事です。この震災でどの石油企業も精製ができず、その結果被災地にガソリンが届かないどころか、関東・都区内のどのガソリンスタンドも入ってこないから休みという所も多かったですが、やっと価格が1L150円程度の高値で落ち着いたところです。その少し前は20L限定とか2000円分迄とかガソリンスタンドの前は列が一杯で騒ぎでした。

 出光と言うとこの間、九州石油業厚生年金基金でその運用を不動産投資に組み込んでいたりそな銀行を提訴したというところの幹事企業なのですが、この会社のもう一つの有名なところはトヨタ自動車と並ぶ「無借金経営」です。そういった企業なのかもしれませんが、石油基地に大なり小なりの被害があったにもかかわらず、5億円の寄付をするところはやはり大企業ならではの力なのかもしれません。話は違いますが、元TBSアナウンサーの久米宏 氏が2億円寄付したことも大きな話題となりました。
 今、ひとりひとりに何ができるかと問われていますが、自分自身が強くなければ人を助けることはできません。
企業が強く活動できることは人をも助けることができるものと思います。むやみな自粛は極力避けましょう。

 
こちらがつづきです。

2011年03月26日

大震災、衛生強化の取り組み拡大 24万人が避難生活

●3月11日の震災発生から2週間の日程が経ちます。テレビなどの報道で聞くには、避難所の配給(食事)が1日2回で、朝は山崎製パンの菓子パンで夜はおにぎり1個というかなり厳しい状況がつたえられています。時には「炊きだし」があるものの、そう頻繁にはないとのことです。3月26日現在死者行方不明者を併せて2万名を超えています。家族全員が津波の被害にあっているなどの場合は、警察への行方不明の届出は行われていないとされています。したがって時間が経てばまだ行方不明者の数はおおくなるものと思われます。
 今被災地の行政機関の建物が破壊状態となっていることが多いこともあり行政主導の自治活動が困難な状態になっています。そのようなことから被災者自体が自治活動も始まっています。
 このブログはサークル活動でおこなっていますが、やはり自治活動(サークル活動)は復興の大きな原動力です。

 
大震災、衛生強化の取り組み拡大 24万人が避難生活


 行方が分からない母親の手掛かりを探す女性たち=26日午前、岩手県陸前高田市
 東日本大震災は発生から2週間が過ぎた26日も、約1900カ所の避難所で約24万人が集団生活を続けている。避難所では行政や民間による入浴支援など衛生強化の取り組みが広がっている。

 25日には宮城県の仙台塩釜港に海上自衛隊の訓練支援艦「くろべ」が接岸し、塩釜市内の避難住民約40人が船内の風呂で入浴。26日も護衛艦「あぶくま」が入浴を支援。栃木県那須町の那須御用邸でも職員用の風呂を開放した。
 陸上自衛隊や地元の消防団なども避難所で仮設風呂を設置しているほか、岩手県岩泉町のホテルや大船渡市の温泉施設が浴場を無料開放するなど宿泊施設の協力も増えている。
 一方、仙台市では25日から宮城県歯科衛生士会などが避難所巡回を始めた。歯科衛生士と歯科医が市内6カ所の避難所で、診療や口腔ケアの指導をした。
 死者は警察庁の26日午前10時現在のまとめで1万151人となった。家族が警察に届けた行方不明者は1万7053人で、計2万7204人。
 被害の大きい東北3県の死者は宮城6097人、岩手3092人、福島904人。行方不明者は宮城6237人、岩手4878人、福島5934人。

2011/03/26 11:38   【共同通信】
 http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032601000044.html

2011年03月25日

震災特番でうるさいほど流れるCM「ACってなに?」

●テレビを見るとCMは「AC」の広告がほとんどだ、それは3月11日の震災の翌日までは、CMは流れていなかったが、13日頃からはこの広告が目立ってきて今でもまだ続いています。

 よくネット広告googleでもアフリエイトで「公共広告」っていうものが出てきて、この場合は課金されない(クリックされても報酬にはならない)ということです。テレビでも同様で、このACの広告はテレビ会社が無料で設定しています。その理由は震災の時に営利の広告を流すのは不謹慎だという考え方もあるのですが、それは当初1日か2日間くらいのことで、それ以降はCMを設定する企業がいない穴埋めをするという理由からです。
よく見る広告は「仁科明子と仁科仁美」のがん検診、「心は見えないけど、心遣いはだれにでも見える。思いは見えないけど思いやりは誰にでも見える」「こだまでしょうかいいえ誰でもです」「脳卒中はすぐ救急車を・・・私の経験を活かしてほしい。」「こんにちワ二、おはよううさぎ」で最近は「今私にできること・・・みんなでやれば大きな力に」があります。
 CMは15秒で約100万円の値段になります。これは単にテレビ局に支払う費用だけなので制作費用も考えるともっとかかります。
 しかしこのCMが10日経っても長々と設定されていて、殆ど通常の企業広告はまだ出てきていません。
民間のテレビ局はCMの収入で成り立っています。当然震災の報道もCMの資金から出ています。今はそれがないということはテレビ局も今までの資金のストックで報道しているという事になります。こんなことがいつまでもつづくわけにはいきません。
 いつかは企業CMが入ってこなくてはいけません。
経済は人と人とのつながりで成り立っています。どうしてCMがあるのか、そういう事は個々が分かっていなくてはいけません。このサイトでは意外とACに対する批判が多いので驚いています。
 NHKは逆に資金源は各家庭にテレビが設置されている人からの徴収なので、震災による影響は民間のテレビ局ほどではないと思います。(しかし東北地方の方からはとれなくなる可能性が充分あります。)
 企業がテレビCMに掛ける広告費用も現在は無駄だとは思いません。少しずつでも企業CMが回復することをお祈りします。

 
 


 

こちらがつづきです。
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