●3月11日の震災発生から2週間の日程が経ちます。テレビなどの報道で聞くには、避難所の配給(食事)が1日2回で、朝は山崎製パンの菓子パンで夜はおにぎり1個というかなり厳しい状況がつたえられています。時には「炊きだし」があるものの、そう頻繁にはないとのことです。3月26日現在死者行方不明者を併せて2万名を超えています。家族全員が津波の被害にあっているなどの場合は、警察への行方不明の届出は行われていないとされています。したがって時間が経てばまだ行方不明者の数はおおくなるものと思われます。
今被災地の行政機関の建物が破壊状態となっていることが多いこともあり行政主導の自治活動が困難な状態になっています。そのようなことから被災者自体が自治活動も始まっています。
このブログはサークル活動でおこなっていますが、やはり自治活動(サークル活動)は復興の大きな原動力です。
大震災、衛生強化の取り組み拡大 24万人が避難生活
行方が分からない母親の手掛かりを探す女性たち=26日午前、岩手県陸前高田市
東日本大震災は発生から2週間が過ぎた26日も、約1900カ所の避難所で約24万人が集団生活を続けている。避難所では行政や民間による入浴支援など衛生強化の取り組みが広がっている。
25日には宮城県の仙台塩釜港に海上自衛隊の訓練支援艦「くろべ」が接岸し、塩釜市内の避難住民約40人が船内の風呂で入浴。26日も護衛艦「あぶくま」が入浴を支援。栃木県那須町の那須御用邸でも職員用の風呂を開放した。
陸上自衛隊や地元の消防団なども避難所で仮設風呂を設置しているほか、岩手県岩泉町のホテルや大船渡市の温泉施設が浴場を無料開放するなど宿泊施設の協力も増えている。
一方、仙台市では25日から宮城県歯科衛生士会などが避難所巡回を始めた。歯科衛生士と歯科医が市内6カ所の避難所で、診療や口腔ケアの指導をした。
死者は警察庁の26日午前10時現在のまとめで1万151人となった。家族が警察に届けた行方不明者は1万7053人で、計2万7204人。
被害の大きい東北3県の死者は宮城6097人、岩手3092人、福島904人。行方不明者は宮城6237人、岩手4878人、福島5934人。
2011/03/26 11:38 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032601000044.html